【漫画】コタツにみたいにポカポカ幸せになれる【うさぎドロップ】
“あったかい”って好き。
コーヒーも、こたつも、人も。
マンガも、ドラマも、温かい話が好き。
熱いのも好きだけど、温かくなりたい。
ドラマだと“アットホームダッド”とか好きだったなぁ。
今心が少し寂しい人へ。
この漫画はあったかいコーヒーみたいだから読んでみて。ポカポカするから。
俺んち来るか
30歳独身の主人公ダイキチ。まずこの人がかっこいい。男として、大人として、人としてかっこいい。大人って勝手。自分のことばかり考えてる。そうじゃないのがダイキチだ。
ある日ダイキチのおじいさんが亡くなった。ダイキチがお葬式に来ると、そこには知らない小さな女の子が。
その子の名前は「りん」。ダイキチは自分の母に詳細を尋ねる。なんとりんは、おじいさんの“隠し子”だそうだ。
りんはお葬式のあいだ、誰とも話さず、庭でぼーっとしているか、あやとりしてるか、なぜかダイキチについてくるだけ。(ダイキチがおじいちゃんの顔にそっくりだからだった)
お葬式が終わり、おじいさんがいなくなった今、りんを誰が育てるか親戚で話し合いになった。
しかしその話し合いは“大人の都合”だらけ。
りんのことを考えていない。『うちは○○があるから無理』。りんの目の前でツンツンした大人たちの会話。
もともと話し合いのゴールは決まってる。ダイキチはモヤモヤしていた。
誰かが『施設を探さなくちゃ・・』といい始めたとき、ダイキチは動いた。
『りんはあんたたちよりはきちんとした大人に育つよ』
『りん。こんなところ子どもがいるところじゃねぇぞ』
そして、
『俺んち、来るかぁ』
そこから突然、三十路独身、子ども嫌い。そんなダイキチが、6歳の女の子と過ごすことになった。
突然子どもと過ごすことになったら?想像してみて
りんと突然過ごすことになったダイキチ。
そこから子どもと突然住んだらやらなくちゃいけないことが、めっちゃリアルに描かれてる。そこでドタバタしながら、2人で乗り越えてくのがめっちゃいい。
①服探し
服を買いに出掛けたふたり。けど『どんな服買えばいいんだ?』当たり前のように降ってきた疑問。サイズってどうやって選べばいい?近くにいた親子を見ながらギクシャク真似するダイキチ。
服を買うだけでドキドキ。
②保育園探し
ダイキチは全く保育園のことを考えてなかった。突然大きな壁として現れた“保育園”。
保育園ってどうやって選べばいいんだ?すぐ入れるのか?これまたバタバタ。
でもこの保育園選びでも自分ではなく、りんのことを一番に考える。りんのために一番いい保育園はどこだ?
③おねしょ問題
突然おねしよを毎日するようになったりん。原因はなに?突然他の家に住むことになったストレス?なんだ?悩むダイキチ。
だけどこれがきっかけで、りんのことをより深く考え、2人の距離は近づく。
松山ケンイチ主演で映画化も!
うさぎドロップは大ヒット漫画。アニメ化も映画化もされている。
映画もこれまたあったかいんだぁ。
子どもが好きになる。
この漫画をきっかけにより子どもが好きになったなぁ。「もし自分に子どもが出来たら」って、真剣に考えるきっかけになった。
てかこれがきっかけで、保育園の先生になった!子ども好きって再確認出来て、子どもと関わりたいと思って、保育士の資格ないけど、本気で動いてなれた!
そんくらい子どもに対して本気で考える本です。
少し読んでみる▽