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【将棋】タイトルについて分かりやすくまとめた。 叡王戦もタイトル昇格。

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将棋のタイトルについてまとめます。

 

将棋のルールについてはコチラの記事で。タイトルについても、少しまとめた。

【ルール】将棋の駒の動かし方やタイトルを難しい言葉を使わずまとめてみた。 - ととの青春

 

しかし!ここにまとめたのは、7大タイトル!今8大タイトル!

 

しかも!こないだついに、平成生まれのタイトルホルダーが誕生した!

 

なので、タイトルだけについてまとめるのだ!

 

 

 元々の将棋の7大タイトル

名人戦

竜王戦

王将戦

王位戦

王座戦

棋聖戦

 棋王戦

 

 

現在のタイトル保持者って?

2017年6月現在のタイトル保持者。

佐藤天彦名人

渡辺明竜王

郷田真隆王将

羽生善治王位

羽生善治王座

羽生善治棋聖

渡辺明棋王

タイトルを取ると、名前の後ろにタイトルが付けることができる。肩書きをゲットである。とてもかっこいい。羨ましい。

 

羽生善治さんや渡辺明さんのようにいくつかタイトルを保持している方は、羽生善治三冠など○冠と名乗ることが出来る。かっこ良すぎる。

 

 

追記:第58期王位戦七番勝負で、挑戦者の菅井竜也七段(25)が羽生善治三冠(王位・王座・棋聖)を破り、初のタイトルを獲得した。羽生前王位の7連覇を阻んだ。

 

平成生まれの棋士がタイトルを獲得するのは初めて。その初めてが、生きる伝説羽生善治から奪取したのは、漫画みたいな話。

 

 

タイトルの賞金どのくらいなの?

正式には発表されていないので、推定の賞金額を発表。

 竜王戦 ・・・ 4200万円

名人戦 ・・・ 2000万円

王位戦 ・・・ 1000万円

王座戦 ・・・ 800万円

棋王戦 ・・・ 600万円

王将戦 ・・・ 300万円

棋聖戦 ・・・ 300万円

 タイトルによって大きな差がある。竜王と名人が大きく格のあるタイトルになっていて、賞金額も大きい。竜王になれば、最低でも年収4200万、、、。羨ましい。(もちろんそれ相応の努力の結果だが)

 

 

 

 タイトルを取るまでの道のり

棋聖戦

予選、挑戦者決定トーナメントにより、挑戦者を決める。そのあと、棋聖対挑戦者が五番勝負にて先に3勝したほうがタイトル獲得。

 

王将戦

予選、挑戦者決定トーナメントにより 、挑戦者を決める。そのあと、王将対挑戦者が七番勝負にて、先に4勝したほうがタイトル獲得。

 

 棋王戦

予選・挑戦者決定トーナメント・敗者復活戦・挑戦者決定戦を行い、挑戦者を決める。そのあと棋王と挑戦者が五番勝負を戦い、先に3勝したほうがタイトル獲得。

 

王座戦

 一次予選・二次予選・挑戦者決定トーナメントにて挑戦者を決定する。そのあと王座と挑戦者が王座戦五番勝負を行い、先に3勝したほうがタイトル獲得。

 

王位戦

予選・挑戦者決定リーグ・挑戦者決定戦によって挑戦者を決定する。そのあと7月~8月に王位と挑戦者は王位戦七番勝負を行い、先に4勝したほうがタイトル獲得。

 

竜王戦

独自のランキング戦と本戦によって挑戦者を決定する。そのあと竜王と挑戦者は七番勝負を行い、先に4勝したほうがタイトル獲得。

 

名人戦

 名人戦の予選は順位戦と呼ばれ、A級順位戦の優勝者が挑戦者となる。そのあと名人と挑戦者が名人戦七番勝負を行い、先に4勝したほうがタイトル獲得。

 

 

 

タイトル戦の時期・持ち時間

王将戦

毎年1~3月。持ち時間は8時間で、2日制

 

棋聖戦

毎年6~7月。持ち時間は4時間で、1日制

 

棋王戦

毎年2月~3月。持ち時間は4時間で、1日制。

 

名人戦

毎年4月~6月。持ち時間は9時間で、2日制。

 

王位戦

毎年7月~8月。持ち時間は8時間で、2日制。

 

王座戦

毎年9月~10月。持ち時間5時間で、1日制。

 

竜王戦

毎年10月~12月。持ち時間8時間で、2日制。

 

 

 

永世称号とは?

 連続でタイトルを保持したり、通算である回数タイトルを取ると、永世○○という称号を貰える。永世称号を取ることは、めちゃくちゃ難しく、一つ持っているだけで、将棋界の

 

レジェンドになれる。当たり前だが、一つのタイトルにつき、一人しかそのタイトルを取れない。それを連続で取ったり、何度も取ることの難しさは、将棋を知らなくても想像しやすいだろう。

 

 

 

連勝中の藤井四段(14)はタイトル挑戦出来るの?

名人戦以外は、勝ち続ければ一年目から挑戦者になれる可能性あり。実際2017年6月現在竜王挑戦者トーナメント出場を決めている。とんでもないことなのだ。

 

ただ名人戦だけは、勝ち続けても一年目からは挑戦出来ない。名人戦に挑戦するには、最低でも5年が必要なのです。

 

なぜなら、将棋にはクラスがあるのです。下から

C級2組

C級1組

B級2組

B級1組

A級

となっており、名人戦に挑戦にするにはA級の1位になるしかないのです。

 

クラスを上げるには、一年間そのクラスで勝ち続け、翌年にクラスが上がります。ということは、勝ち続けても毎年一つしかクラスをあげることが出来ないのです。だから、名人戦は短くても五年かかるのです。

 

藤井四段が最短でも名人になる年齢は19歳となるのです。

 

 

 

 叡王戦が昇格し、8大タイトル時代へ

 『電王戦』てご存知?電王戦は、最強将棋ソフトとプロ棋士が戦うドワンゴ主催の大会だ。 

叡王戦は、その人間代表を決める予選として始まった。その叡王戦が次から公式タイトルとして昇格した。

 

タイトル戦の設立は、王座戦以来の34年ぶりである。

 

 全プロ棋士、女流棋士1人、アマチュア1人が参加し、段位別予選を6~10月に実施して、本戦トーナメント決勝進出2人が七番勝負で争う。詳しくは下記。

 

 

 叡王戦の読み方

えいおうと読む

 

 

 叡王戦のルール

[ルール] 持ち時間1時間(チェスクロック方式)/消費後は秒読み1分

[段位別予選枠数] ・九段5名、八段3名、七段2名、六段2名、五段2名、四段1名(合計15枠)

・佐藤天彦叡王は本戦から出場。

・女流棋士1名、アマチュア1名は四段戦での出場

[対局開始時間] 対局は同日に2~3局を実施

3局の場合①10時~、②14時~、③19時~

2局の場合①14時~、②19時~

 

本戦は

[対局者] 佐藤天彦叡王と段位別予選の勝者15名

[ルール] 持ち時間3時間(チェスクロック方式)/消費後は秒読み1分

[対局開始時間] 1日1局を実施。対局開始時間は後日公開。

 

 

決勝戦

[ルール] 【第1局・第2局】と【第3局・第4局】と【第5局・第6局】と【第7局】で、対局の持ち時間を変更して行う。

[持ち時間(の種類)] A 持ち時間1時間 B 持ち時間3時間

C 持ち時間5時間 D 持ち時間6時間

※全てチェスクロック方式/消費後は秒読み1分

[持ち時間の振り分け] 【第1局・第2局】【第3局・第4局】【第5局・第6局】のいずれかに、

持ち時間1時間(A)、持ち時間3時間(B)、持ち時間5時間(C)が振り分けられ、

【第7局】は、持ち時間6時間(D)で行う。

 

第1局から第6局までの持ち時間は、振り駒を受けて、対局者が決定する。

引用:公式サイトより

 

 

 平成生まれの棋士が盛り上げる

菅井竜也新王位や連勝記録を作った藤井四段。その藤井四段の連勝記録を止めた佐々木勇気五段。これから若い世代が、将棋界を盛り上げる。

 

 

出るのか?八冠!

史上唯一の七冠を達成している羽生善治。叡王戦がタイトルに昇格し、八冠が可能になった現代。これからの将棋界は面白くなる。

 

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