ととの青春

“青春”がしたい。それを大人になっても実現出来ることを証明します。

【子育ての悩み解消ブログ】“叱る”より“褒める”ほうが絶対いい

 

塾講師のとおるです。

 

僕は塾講師をしていて、昔は生徒を褒めることもあれば、もちろん叱ることもありました。

 

しかし、今はとことん褒めることしかしていません。それは、経験上間違いなく、褒めることのほうがメリットが多かったからです。

 

褒めるほうがいい理由を、塾講師の目線から書いていきます。

 

【褒めるメリット】

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①子どものモチベーションが上がる

間違いなく褒められると、子どものモチベーションが上がります。まず、表情が変わります。子どもは「叱れないために動こう」より「褒めてくれるから動こう」という動機のほうが伸び率が高いです。塾で、暗記するとき、「頑張って覚えると先生が褒めてくれるから」と言ってくれる生徒は、一度覚えたものも忘れづらい傾向があります

 

②褒めた自分が気持ちいい

「子どもに分かってほしいから叱ってしまった」こんなときほど、叱ったあとなんとなく気持ちが沈みますよね。叱って、「気持ちいい!」という人はあまりいないと思います(笑)

一方、褒めると気持ちいいですよね。褒めて、子どもが嬉しそうな顔をみるとこちらも嬉しくなる。お互いにいい気持ちになることが褒めるの一番の利点だと思います。

 

③実は「褒めたとき」と「叱ったとき」どちらも人は成長する。

ある研究所が出した結果です。褒めても、叱ってもどちらでもお子様は成長します。なら、褒めたほうがいいと思いませんか?②でも書いたとおり、どちらでも成長するならば、叱って嫌な気持ちになるより、お互いいい気持ちになる褒めるを僕は選びます。

 

 

 

【“叱る”は意外と難しい】

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叱るって実は難しい。叱る理由って、子どもに良くなってほしいから叱りますよね?でも、今まで叱ったことを思い出してください。良くなったイメージありますか?叱ってあまりいいイメージがないと思います。その理由は、、

 

①叱るは“信頼関係”が必要

例えば「勉強に関して叱るとき、子どもは塾の先生の言うことは聞くけど、親の言うことはあまり聞かないんです」という悩みを保護者から聞きます。

 

それは、『信頼関係』の問題。これは別に親と子どもの信頼関係がないと言っているわけではなく、“勉強”に関しては、塾講師のほうが信頼関係が築けています。

 

親になってから、子どもの前で勉強している姿を見せる機会ってあまりないと思います。すると子どもは、「勉強をしてないお母さん(お父さん)に勉強のこと言われたくない」という気持ちが生まれてしまいます。これが、先ほどの塾講師の言うことは聞くけど、親の言うことは聞かない理由です。

 

もし、勉強に関してお子様を叱るときは、勉強に関してお子様の信頼関係を築けてから叱らないといけなくなるのです。

 

②子どもは“自分なりに頑張っている”から叱られるとやる気がなくなる。

こんなデータがあります。博報財団子ども研究所は、小中学生、保護者、教員にアンケートをしました。

 

《負けず嫌い嫌いが自分(我が子)に当てはまるか》

小中学生は73.1%

保護者は66.6%

子どもたちの7割は『自分は負けず嫌い』と考えています。大人たちは、『子どもたちは負けず嫌いではない』、言い換えると、『子どもは諦めるのが早い』と思っています。

 

またこんな結果も。

《自分(お子様)に才能があると思いますか?》

小中学生は36.3%

保護者は69.2%

これはすごい開きました。

保護者は、自分の子どもは才能があると思っています。一方、子どもたちは、自分に才能はないと思っています。それは『叱られる』機会が多いから。

実は保護者と子どもの認識の違いによって、悪循環が生まれています。

このアンケートをまとめると、子どもは『自分に才能はないが、自分なりに頑張っている』のに、保護者は『もっとあなたは出来るのに、なんでやらないの!?』と叱っている状況が見えてきました。

叱るためには、子どもたちの想いをしっかり考えないと、保護者の想いとは反対の効果が出てきてしまいます。

 

 

【褒めるテクニック】

僕は塾で一切怒らなくなってから、4年以上になります。その経験から覚えた褒めるテクニックを伝授します。

①わざとらしくてもいい

「褒めることがないのに褒められない」と相談されます。最初のうちは、嘘でもいいので褒めてください。

僕は極端な話、宿題忘れても褒めています。例えば「宿題忘れちゃった?昨日までは覚えてたの?すごいじゃん!覚えてたんだね!偉い!」と褒めてしまいます。

めちゃくちゃわざとらしいですよね(笑)でも子どもたちは、「宿題を忘れる=叱られる」と思っているので、こんなわざとらしくても、嬉しそうな顔になります。はじめのうちは、わざとらしくても褒めてあげましょう。

 

②褒めるハードルを下げる

褒めるハードルを下げてあげましょう。普通だったら「宿題をやり終えたら」褒めると思います(多分やり終えても褒めない保護者も多いはず)。

それを、「宿題をやっている時点で褒める」。もっと下げて、「宿題をやることを覚えていたら誉める」。もっともっと下げて、「宿題をやらずに学校に行く度胸」を褒める(笑)

褒めるハードルをどんどん下げると、褒めることが上手になります。

これを薦めると大抵は、「宿題をしないことを褒めると宿題やらなくなりませんか?」と言われます。その答えはNOです。僕の塾の生徒は、逆に宿題をやるようになる子どもがほとんどです。理由は単純「褒められたいから」。子どもたちは、「叱られたくない」より「褒められたい」のほうがやる気が出るのです。

 

 

【まとめ】

 褒めるメリットを綴りましたがいかがでしたでしょうか?

 

褒めるメリットは、もちろんお子様へのいい影響を生みますが、僕は一番のいいメリットは『保護者様の気持ちが軽くなる』ことだと思っています。実際僕は褒めることばかりし始めたら、塾の仕事が楽しくなりました。子どもたちと接することが楽しくなりました。褒めることは、褒めるほうにとっても大きなメリットです。

 

ぜひ、今日学校から帰ってきたお子様を褒めてあげてください。